自律神経失調症とうつ病との関連と違いについて

自律神経失調症とうつ病の違い

○共通点

 

 

この二つはよく間違われますが、それは症状も原因も共通点が非常に多いからです。

 

まず、症状の点では、自律神経失調症にも精神的な面で症状が現れることが多いということです。そして、反対にうつ病にも自律神経失調症のような体の不調が現れることが多いのです。

 

また、原因という点でも主にストレスによって起こるということで共通しています。

 

 

 

○違い

 

似ている二つですが、起きてしまうメカニズムという点からみれば違いが見えてきます。

 

自律神経失調症は→交感神経・副交感神経の働き・バランスが崩れておきる
うつ病は→脳の中の神経伝達物質(セロトニンなど)が減ることでおきる
※ただし、うつ病のメカニズムについてはまだ解明されていない点も多いようです。

 

 

 

 

また、定義という面からみれば、自律神経失調症はそういう症状・状態のことで、そもそも正確には病名ではないのです。

 

そして、うつ病は自律神経失調の一種であり、逆に言えばうつ病であるということは自律神経失調状態になっているということです。

 

うつになると、自律神経失調症の症状をさらに悪化させた上に、何もやる気が起きないといった状態になります。無気力やネガティブな思考が続き、最悪の場合、自殺してしまうこともあります。

 

 

●またうつ病には症状の出方に特徴があり、朝の方が倦怠感などの症状が重く、夕方になるほどおさまっていく、という点があります。自律神経失調症の場合、そういった時間帯の特徴はありません。

 

 

 

いずれにせよ、他の病気と同じく自己判断は禁物です。特にうつ病かもしれないと思ったら、できるだけ早く心療内科などを受診しましょう。


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