自律神経失調症になったら仕事はどうする?
まず、自律神経失調症になっていながら仕事を続けるというのは、プラスにならないことが多い、というのが結論になると思います。
なぜなら、自律神経失調症の方の多くが仕事によるストレスが原因で発症されているからです。(ですので、以下は仕事が主な原因で発症している前提で記しています。)
会社員はある意味神経を削って稼いでいます。
その肝心の神経が負傷しているような状態で、そこに負荷をかけ続けるのは明らかに治療にとってはよくと言えるでしょう。
サッカー選手で言うと肝心な商売道具の足がケガしている状態で、試合に出続けるようなものです。良いことがあるわけがありません。
じゃ、辞めればいい、ということで解決できればいいのですが、そんなに簡単に休んだり辞めたりできるならだれも苦労しませんし、
辞めた後どうすればいいのか?考えただけで不安過ぎて逆に症状が悪化しそうな方もいるでしょう。
また実際辞める前はいつでも辞めるという選択肢はありますが、辞めた後戻るという選択はほとんどできません。
仕事をしている方で自律神経失調症を発症してしまった場合大きく分けて下記のような選択をすることになります。
- 仕事を続けながら治療する
- 仕事の負担を軽くしてもらえないか上司に相談する
- 休職する
- 退職する
段階を踏むほど、負担は減りますが、逆にリスクも増えます。1つずつみていきましょう。