自律神経失調症の薬物療法

薬物療法

治療を始められる方の多くは、心療内科で処方された薬を服用するところが治療のスタートになります。

抗不安薬や自律神経調整薬、抗うつ薬などです。

 

 

 

薬には症状をまず和らげるという目的があると同時に
本人に起きている様々な不快感・症状が原因でさらに気分・症状が悪化しつづけるという負のスパイラルを断ち切るためにまず処方されます。

 

薬について完璧に理解する必要はないですが、先生とよくコミュニケーションをとり、自分に出してもらう薬の必要な理由・効果、そして副作用についてはよく理解しましょう。

 

 

基本的に薬を飲むだけなので、何にも難しいことはないはずですが、実は本人にも忘れてはならないポイントがあります。

 

 

ポイント1

 

勝手に薬の飲み方を変えない、やめたりしない

 

これは本当に大事です。絶対に守りましょう。

 

翌日の朝、「効いたよね、早めの○○!」と言えるほどはやく治ることはありえません。じっくり飲み続けなければなりません。
私もそうでしたが、副作用もありますし、本当にこれでよくなるのか?といったことを考えてしまいます。

 

 

ところでこれが大事なのはなぜでしょうか?それは、

 

勝手にやめたりすると症状が悪化することがあります(離脱症状と言います)。そのため下手をするとよけい長引いてしまいます。

 

私がそうでした、せっかくあと少し!というところまできたところで、「これはもう薬はいらなそうだな」と勝手に判断した自分に、今の自分が話しかけられたらどんなに良かったか……勝手に薬をやめたせいで、治療中盤まで逆戻りしました。

 

 

 

ポイント2

 

先生に自分の状態をちゃんと伝えること。疑問があったら、何でも相談すること。

 

これも当たり前ですよね。
これも最初の頃はそれこそしっかりやります。たぶん先生の方でもよりしっかり時間をとってくれやすいんじゃないかと思います。

 

ただ月に何度か通い、それが半年、一年と続いていくと、マンネリ化するかもしれないです。

 

私の場合ほんっとにマンネリ化して、もう先生もわかっているだろう、先生も忙しいだろうなどと思って細かい変化等も言わなくなってしまいましたし(ほんの30秒で言えるのに)、

 

薬を増やしてもらっても、「はい、わかりました」としか言わなくなった時期もありました。

 

でもこうなると、いろいろ話した診察と違って
自分自身の治療へのモチベーションというか、治そう!という感じが自分の中でどんどん薄くなっていって

 

だんだん薬忘れたり、勝手にちょっと減らしたりってことにつながったんだなと今振り返るとすごく思います。

 

もっと先生としっかりコミュニケーションをとるという少しの努力をすればよかったです。

 

骨が折れた患者さんなら、最悪一言も発しなくてもくっつけてもらえるかもしれませんが、自律神経失調症は絶対無理です。

 

先生は、患者さんの病歴、症状や体質などを総合的に考えていますから、必ずよく報告してコミュニケーションをとりましょう。

 

 

また、心療内科の先生はよく話を聞いてくれますから、必要以上に気を使ったりせずに納得できる受診をしてください。

 

 

 

 

最初はあたりまえのことが、長く治療するうちにおろそかにしがちなので、良くなってきたと思った時ほど気をつけましょう。


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